JEPA:電子出版標準化セミナー 2
日本語文書の組版指定交換形式


 
 

 出版データフォーマット標準化研究委員会主催の第2回電子出版標準化セミナーが2月8日に開催されました。

 このセミナーでは、財団法人日本規格協会(本部:東京都港区)電子文書処理システム標準化調査研究委員会WG2の、日本工業規格(JIS)素案「日本語文書の組版指定交換形式」を、WG2エディターの家辺講師より紹介していただきました。

 特定の印刷システムに対する組版指示にとどまらず、電子入稿や電子出版をも視野に入れながら、ルビなどの行組版方法に関わる指定や、和文組版に不可欠の縦書き・横書きの指定、和文書体の指示方法などについて標準的な交換形式を作ろうとするものです。

 この仕様の公開レビューは、1998年12月1日(火)から1999年2月28日(日)まで実施中で、公開レビュー資料は下記URLから入手できます。
 http://www.jagat.or.jp/article/title/koukai.htm (1999年2月末日まで)

 当日は、硬いテーマにも関わらず26名の方が出席され、家辺講師の大学の講義のような話しに、熱心に耳を傾けていました。

日時1999年2月8日(月曜日) 午後3時から5時まで
場所JEPA 3F会議室
テーマ日本語文書の組版指定交換形式
講師家辺 勝文 氏(http://member.nifty.ne.jp/yabe/)
日仏会館 フランス事務所 情報通信システム担当
日本規格協会 電子文書処理システム標準化調査研究委員会WG2 エディタ
参加26名 (会員15名、会員外9名、マスコミ2名)



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