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2000- |
マイクロソフトのリーダーソフトウェア(PC&ラップトップ用)出荷。最初の年で100万以上のeBookタイトルが販売。 |
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2002- |
紙に匹敵する精細さのスクリーンがPCやeBookデバイスに搭載。解像度は200dpiだが、ClearTypeの使用により実質約500dpiに相当。 |
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2003- |
eBookデバイスが重量1ポンド(≒450グラム)以下、1回の充電で8時間連続使用可能に。モノクロ機で$99、カラーで雑誌サイズの高級機が$899。 |
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2004- |
タブレットPCがコンピューティングの主流に。これはeBookを読むだけでなく書くこともできるパッドサイズの石版状(slate form)のデバイスで、アプリケーションも走らせる事ができる。電子読書(eReading)の半分以上はまだPCやラップトップだが、残り半分は専用eBook、ハンドヘルド、タブレットになる。 |
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2005- |
eBookタイトルと電子定期刊行物(ePeriodical)の売上は10億ドルに。雑誌の多くは、やはり10億ドル以上となった広告収入により無料に。およそ2億5千万人がPC、ラップトップ、携帯機(palm machines)で定常的に本や新聞を読む。 |
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2006- |
電子ニューススタンド(eNewstands)が街角や空港に急増。航空会社は従来通りフライトで雑誌をサービスするが、それはもうeBookデバイスにダウンロードされた雑誌。 |
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2008- |
多くの国でeBookタイトルの販売数が従来形式の本の販売冊数を越える。ベストセラーの平均単価は$8-$10となるが、販売数は10年前の紙による同様タイトルの販売数より遙かに多い。 |
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2009- |
一部の人気作家たちは読者に直接出版するようになる。これらの読者は一冊ずつ本を買うのではなく好きな作家単位で購読。ある作家たちはジャンル別組合に参加。この組合では出資金を集めて、マーケティング費用を抑えるために共同広告・販売を行ったり、「紙での出版権」などの電子的出版権以外の「補助的権利」を販売。大手出版社は、本の印刷出版ではなく編集やマーケティングのサービスを作家に提供することによって生き残り、かつ繁栄している。印刷会社の仕事は、eBookの制作や既存の紙によるタイトルの電子フォーマットへの変換へと変化。 |
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2010- |
売れ筋eBookデバイスは、重量は8オンス(≒227グラム)、24時間連続稼働、バックライト不要の高品位ディスプレイ、折り曲げ可能な材質形状、大学図書館以上の本や雑誌を記憶可能。価格は$100以下で、本を何冊か買ったり雑誌を購読すると無料になることも。 |
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2011- |
日立の単電子(Single Electron)テラビットチップなどの不揮発性記憶素子の進歩により、eBookは400万冊の本(たくさんの大学図書館を合わせた以上)や、アメリカで印刷されたあらゆる新聞すべてを記憶可能に。 |
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2012- |
製紙業界が「本物の本(Real Books)」キャンペーンを開始。人の善さそうなきこりが「本物を買おう。本物の紙に印刷された本物の本を。」と主張するもの。 |
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2018- |
一般の用法として、eBookタイトルは単に「books」と呼ばれるようになる。旧タイプのものが「paper books」と呼ばれる。 |
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2020- |
販売されるタイトルのうち90%が紙ではなく電子媒体となる。ウェブスターは「book」の最初の定義を「一般にコンピューターやその他の個人閲覧装置に表示される、文書の実体」という意味に変更。 |