イースト株式会社(本社：東京都渋谷区代々木2-22-8、http://www.est.co.jp)は、XMLを使ったインターネットのサーバ間連携技術である「Webサービス」の普及促進を目的として、三省堂デイリーコンサイス英和、和英、国語辞典の辞書検索体験サイトを8月12日にオープンした。

このサイトはマイクロソフト社のWindows XPサーバと.NET Frameworkで構築されており、開発者は、VisualStudio.netを使い、SOAP(Simple Object Access Protocol)インターフェースで、辞書の検索や解説文の取得が行える。

URLは http://www.btonic.com/ws/

イーストは、すでにこの方式での適用事例があり、小学館系のネットアドバンス社が運営するジャパンナレッジ(　http://www.japanknowledge.com)に対して、日経BPデジタル大事典と現代用語の基礎知識の配信サービスを行っている。

今回、「三省堂 Web Dictionary」(http://www.sanseido.net)収録の辞書コンテンツをはじめ、70点以上の辞書コンテンツをWebサービス方式で配信可能とし、その顧客開拓を開始した。
同時に、配信用のコンテンツの募集も開始した。

『三省堂は、2001年に電子辞書の総合サイト「三省堂 Web Dictionary」を立ち上げました。私どものコンテンツのワンソース・マルチユースや一元管理が可能なXML Webサービスには、大変期待しており、その技術の発展に協力すべく、サンプルコンテンツを提供させていただきました。』

株式会社　三省堂
デジタル情報出版部
部長　荒井　信之

『マイクロソフトはXML Webサービスによる本格的な事例となる本システムの体験サイトの運営開始を嬉しく思います。本サービスによりWebサービスを体験できるだけでなく実ビジネスのヒントをつかめるため、Webサービス時代の到来を確信しているマイクロソフトとしも心強いかぎりです。
マイクロソフトは三省堂様、イースト様とともに次世代のサービスビジネスを確立すべく今後も協力してまいります。』

マイクロソフト株式会社
デベロッパーマーケティング本部
部長　安藤　浩二