イースト株式会社(本社：東京都渋谷区代々木：代表取締役社長 下川 和男、以下：イースト)は、話題のW-ZERO3でネット上の辞書を検索する「AirDictionary」(エアーディクショナリー)の三省堂辞書対応版を発表した。
「AirDictionary」は、WebAPIが公開されている「イースト辞書Webサービス」に接続し、そこで公開されているフリー辞書（「ウィキペディア」「英和」「和英」）や、三省堂版の『デイリーコンサイス国語辞典』『同 英和辞典』『同 和英辞典』が検索できる。

さらに「三省堂 Web Dictionary」（http://www.sanseido.net）の個人会員であれば、PCでもケータイ(PDA)でも辞書検索が行える「BTONICユビキタス」技術により、「三省堂Web Dictionary」の17辞書が自在に検索できる。
今回、「ウィキペディア」を独自にXML化し、「イースト辞書Webサービス」の仕組みに組み込むため、従来の「AirDictionary」フリー版で、話題のWeb2.0型百科事典「ウィキペディア」の検索も可能となった。

●「AirDictionary」の特徴
・話題のW-ZERO3 esなどWindows Mobileに対応したネット辞書検索ソフト
・インターネット経由で辞書ファイル、音声ファイルを再生するので、ケータイ(PDA)のメモリを節約
・全辞書で「見出し語」からの「前方一致」「後方一致」「完全一致」「部分一致」検索と「全文検索」が可能
・「AirDictionary」のサイト
http://hp.vector.co.jp/authors/VA003211/airdictionary/airdictionary.html
・「Vector」での「AirDictionary」購入ページ
http://shop.vector.co.jp/service/servlet/Catalogue.Detail.Top?ITEM_NO=SR087358

●「AirDictionary for SANSEIDO」
・ライセンスキー価格 1500円
・ライセンスキーなしでもフリー辞書（「ウィキペディア」「英和」「和英」）が利用可能
・上記の「Vector」サイトでライセンスキーを購入により『デイリーコンサイス国語辞典』『同 英和辞典』『同 和英辞典』が利用可能
・さらに「三省堂Web Dictionary」（http://www.sanseido.net）の個人会員（年額3150円）であれば、「三省堂Web Dictionary」の全17辞書が利用可能

● 「ウィキペディア Webサービス」
・「ウィキペディア」を独自にXML化し、「イースト辞書Webサービス」上で稼動
・「前方一致」「後方一致」「部分一致」などの検索が可能
※「ウィキペディア」のテキストのみ検索、表示されます。

イーストでは、データ定額により、ネット辞書の普及を見込んでおり、初年度は、三省堂版3000ライセンス、フリーのウィキペディア対応版50000ダウンロードを目標としている。
イーストは、15年間の辞書出版社との取引実績があり、100コンテンツ以上を「イースト辞書Webサービス」で各社に配信している。
今後、辞書Webサービスとそのユビキタス技術の普及を図ることにしている。
http://www.btonic.com/list.htm
http://www.btonic.com/ws/