| 2010年07月28日 |
イースト、Adobe DRM技術に対応した電子書籍配信オープンプラットフォーム「書蔵」を発表
法人向け無料体験サイトを公開
コンテンツ配信はWindows Azure(TM)を使用したクラウドコンピューティングで提供
|
イースト株式会社（本社：東京都渋谷区代々木、代表取締役 社長：下川和男）は本日、電子書籍配信のオープンプラットフォーム「書蔵」(しょぐら)を発表しました。 URLは http://shogura.jp
「書蔵」は書籍のオンライン登録から、書誌情報の検索、書籍のダウンロードそして販売・決済までをイーストが一気通貫で支援する電子書籍のためのオープンなエコシステムです。全ての機能を利用するのに加え、一部サブシステムのみを既存システムの一部として利用するなど、オープンで柔軟な電子書籍配信システムの構築を支援します。
【特徴1 PDF/EPUB対応】
データ形式は、PDFに加えアップル、ソニー、グーグルなどの採用で世界標準となったEPUBに対応します。
【特徴2 アドビ社DRMに対応】
著作権管理は、グーグル、ソニー、バーンズ&ノーブルなどの採用で、世界標準となりつつあるアドビのDRMサーバ、ACS4(Adobe Contents Server 4)を日本で初めて採用します。ACS4は貸し借りや、印刷不可、閲覧期間など様々な利用シーンに対応しています。
【特徴3 安定したクラウドサーバを使用】
膨大な出版物ファイルは マイクロソフト社のクラウドコンピューティング「Windows Azure」上に置き、安定したサーバ運営とともに、CDN( Contents Delivery Network ）を利用した高速なコンテンツダウンロードも実現させました。
【特徴4 オンデマンド印刷にも対応】
欧文印刷株式会社様と提携し、オンデマンド印刷可能ですので、書籍や冊子の提供も行えます。
【特徴5 企業内利用も可能】
「プルドック(PullDoc)」という、クライアントアプリケーションをiOS4(iPhone/iPad)、Android、Windows 7でご提供します。企業内の特定ユーザ向けの専用メニュー表示や、ドキュメントの限定配信も行えます。
書蔵は読者の方々にもオープンなプラットフォームです。PDF/EPUBを利用することにより、様々なスマートデバイスで読書が可能となります。DRMなしのPDFの場合、Windows PC、Mac, iPad、Android端末に加え、Amazon Kindleでの読書も可能です。
書蔵は「出版社様サイトでの電子書籍販売」、「電子出版社の創業」の他、「少部数電子出版」、「加除式電子出版」、「自費電子出版」、「社内ドキュメントのiPad配信」、「社内資料の一般販売」、「論文の電子書籍販売」、「新聞の読書端末配信」など電子ドキュメントの配信で、皆さまの多様な電子書籍ニーズに対応し、様々な電子出版ビジネスを支援します。
本日、法人ユーザ向けに無料での体験登録、体験検索サイトを公開しました。ID、パスワードを取得したお客様は、PDFでの自社ドキュメントの登録と、書蔵検索サイトでの検索、ダウンロードをお試しできます。
|
|
■本件に関するお問合せ
以上
|
|
