2017年10月16日

CSS Writing Modesによる縦書きを利用し、Webの新たな表現に挑戦した優れたWebサイトを表彰する「たてよこWebアワード2017」を開催、応募スタート

Webにおける縦書きの利用を普及促進させ、インターネット上のデザインや表現を多彩にするために、CSS Writing Modes Level 3(文字の方向(縦横)を指定するCSSモジュール)を利用したWebサイトを募集・選考する『たてよこWebアワード2017』を開催、応募を開始しました。総務省およびW3C(World Wide Web Consortium)が後援する本アワードは、今年で3回目の開催となります。応募フォームより必要事項を記入の上、2017年12月25日(月)までにご応募ください。

http://tategaki.github.io/awards/

日本語の表現において「縦書きと横書きの選択肢がある」ということは極めて自然なことです。縦書きと横書きが混在する日本語の文字表現の文化をWebに継承し、自由な組版を実装するための技術をWeb標準にすべく縦書きWeb普及委員会(正式名称:次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会)は、CSSの新たな組版規格であるWriting Modesを標準化するためにWebに関連する各種技術の国際的標準化団体であるW3Cにおける標準化活動を推進してきました。

『たてよこWebアワード』は、こうした取り組みの一環として、CSS Writing Modesを使用し、縦書き実装の普及促進に貢献するような優れたWebサイトを表彰することを目的としたアワードです。過去2回の開催では、受賞作品が実際に商用サービス化されるといった実績を生みだすことができました。

さらに縦書きWebの普及にはずみをつけ、CSS Writing Modesの標準化を確実なものとするため、審査員にカワセタケヒロ氏(デザイナー/musubime主宰)、宮後優子氏(Typography編集長)を加え、『たてよこWebアワード2017』を開催します。
応募対象者は、主にWebデベロッパー、デザイナー、クリエイターなど、Web制作に携わる方、ご興味をお持ちの方であれば、年齢、国籍、個人、法人を問いません。新規に制作したWebサイトだけでなく、既存のWebサイトや商用サイトの応募も可能です。
これまで積極的に用いられてこなかった縦書きが加わることで、Webに新たな化学反応を引き起こし、これからのWebスタンダードの指標となる、そんな作品の応募をお待ちしています。

また、本アワードの開催とあわせ、Webにおける日本語の文字組について考えるトークイベント「(仮)Webの文字組について考える」(2017年11月15日(水)、於:いいオフィス(株式会社LIG))も開催予定であり、参加者を募集します。


■「たてよこWebアワード2017」開催概要

名称たてよこWebアワード2017
募集内容CSS Writing Modes による縦書きを使用し、優れた表現、技術、アイディアにより、縦書きの新たな可能性を感じることができるWebサイトを募集します。応募サイトは原則すべて公開します。
※CSS Writing Modesとは、文字表記の方向(縦横)を指定するCSSモジュール。
作品形態コンテンツ素材を問わず自由形式とし、縦書きWebサイトをWeb上に公開。(商用サイトも可)
※使用するコンテンツ素材は、必要に応じてご自身にて事前に著作権等の利用許諾を得て下さい。
募集対象者Webデベロッパー、デザイナー、クリエーターなど(年齢、国籍、個人、法人を問わない)
応募方法応募フォームに必要事項とWebサイトのURLを記入し、応募規約に同意の上、① Webサイトの制作意図、②縦書きを利用して実現したいこと、③評価して欲しいポイントを明記の上、応募してください。
応募期間2017年10月13日(金)~12月25日(火)
審査および賞CSS Writing Modes を使用した縦書きと、クロスブラウザ環境で一定の完成度を実現していることを前提に、「デザイン性」、「有用性」、「新規性」、「技術力」を基準に、縦書きWeb普及検討委員会および外部審査員により採点を行います。採点結果にもとづき、主に以下の観点を加味して選考し、賞および受賞作品を決定します。受賞作品には賞金、賞品あり。
・デザインも含めた完成度の高さ
・縦書きの活用度、縦書き普及への貢献性
・作品性やアイディア性
・新しいWeb技術の活用、など
結果発表2018年1月以降、本アワードサイトにて発表
主催縦書きWeb普及委員会
(正式名称:次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会)
協力企業(順不同)株式会社ACCESS、インターネット・アカデミー、一般社団法人WebDINO Japan、株式会社講談社、株式会社ジャストシステム、ソニー株式会社、ソフトバンク・テクノロジー株式会社、大日本印刷株式会社、日本電信電話株式会社、日本マイクロソフト株式会社、ピクシブ株式会社、株式会社ビブリオスタイル、ビヨンド・パースペクティブ・ソリューションズ株式会社、株式会社ブックウォーカー、楽天株式会社
メディアパートナー(順不同)INTERNET Watch、Typography magazine
後援(順不同)総務省、W3C/慶應
事務局イースト株式会社
※本概要は現時点のものであり、今後内容を変更する場合があります。最新情報は、随時Webサイトに掲載します。


■トークイベント「(仮)Webの文字組について考える」開催!

Webの文字組に関するトークイベントを以下のように実施します。

テーマ「(仮)Webの文字組について考える」
日時2017年11月15日(水)19:00~21:00 ※終了後に懇親会を予定
場所いいオフィス(株式会社LIG) https://iioffice.liginc.co.jp/
〒110-0015 東京都台東区東上野2-18-7 共同ビル 3F
対象Webデザイナー、グラフィックデザイナー、コーダーなどWeb制作に携わる方、興味のある方
参加費一般500円、デジタルハリウッドSTUDIOの学生は無料
定員50名
登壇者カワセタケヒロ(デザイナー/musubime主宰)、宮後優子(Typography編集長)、真鍋智彦(Webエンジニア)、他
※詳細・参加申し込みは「LIG」イベントページ(https://lig.connpass.com/)にて公開予定。

■縦書きWeb普及委員会について http://tategaki.github.io

縦書きWeb普及委員会(正式名称:次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会)は、電子書籍端末メーカー、印刷事業社、通信事業者などの民間企業等により構成される組織で、Webにおける縦書きやルビ等の日本語固有の表現の実現に関し、国際標準化や普及促進に関する活動を行っています。

縦書きに代表される日本語固有のテキストレイアウトの表示機能がWebブラウザに実装され、端末に依らず縦書き表現が利用できるようにすることは、日本の文化である縦書き表現を継承し、世界に向けた日本語コンテンツの発信を維持・強化する観点から、非常に重要な事柄です。

Webに関する国際標準化団体であるW3Cでは、Webページの記述方式であるHTMLやCSS等の標準化作業が進められていますが、日本の雑誌や書籍等で表現される縦書きテキストレイアウトの表示機能についてもWebブラウザの基本機能となるよう標準化議論が進められています。
縦書きWeb普及委員会はW3Cでの標準化議論に日本から貢献を行うとともに、縦書き等の日本語固有の表現を利用したWebコンテンツの普及促進に取り組んでいます。

会社概要

イースト株式会社
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-22-8

WEBサイト:http://www.est.co.jp

1985年に東京渋谷区に設立されたソフトウェア開発会社。Windowsベースのソリューション、サーバーソリューションで多くの実績があります。近年は、iOSやGoogle Androidを含む最新のクライアント技術やHTML5にまで力を入れ、クライアントとサーバーとの相互作用を必要とする高度なソリューションを開発しています。2010年度、総務省の電子出版環境整備事業において、EPUB日本語拡張仕様策定を受託し、縦書き等日本独自の仕様の標準化、普及に尽力しました。

お問合せ先

イースト株式会社 事業推進部
Tel : 03-3374-0586 / Fax : 03-3374-2998

メールアドレス:tategaki@est.co.jp

お問い合わせフォーム:

以上