日本書籍出版協会
 『データベース日本書籍総目録』への登録について

出版業界として初めて、出版社(者)責任によるISBNコードに準拠した書籍データベースの構築を開始することになりました。今日、書籍の新刊発行点数は年間6万点を超えていますが、これらを発行する出版社(者)が、読者の利便性に寄与するために自社の発行する書籍についての必要最小限の基礎情報を提供することによって、それをデータベース化し、流通問題解決のための第一歩とします。

 

『データベース日本書籍総目録』への登録について

<データベース日本書籍総目録とは>

『データベース日本書籍総目録』は、約6500の出版社(者)のご協力を得て毎年、編集・発行してきた日本のBooks in Printである『日本書籍総目録』をデータベース化し、これまでは冊子体の目録づくりという年に一度のメンテナンスだったものを、日々メンテナンスがおこなえるようにするものです。

 日本では、現在、流通各段階(取次会社各社、書店、図書館、図書館販売会社)が保有するデータベースがあり、タイトル数150万とも200万ともいわれる発行記録データとなっています。それに対して、今回、書協が構築するデータベースはその中の「読者が入手可能な書籍50数万点」を区別するという意味で業界初の流通対応型データベースといえます。

このデータベースは、流通・図書館関係者等がそれぞれ独自に構築してきたデータベースの共通項目(基礎情報)の入力を一本化して、合理化をめざします。また、これまでは発売直前に取次会社に持ち込まれた実物見本から入力されていた情報を、出版社(者)の校了時点(発売3週間以上前)にまでタイミングを早め、流通各段階におけるデータベースの有効利用をめざすものです。もちろん、取次会社に実物見本を提出しない書籍(流通機構にのらないが発売されているもの)についても収載し、より幅広いものにしていく予定です。

 また「絶版」・品切れ重版未定などの出版社(者)の在庫状況変化と価格改定情報をデータベースに反映させることによって、出版物に関する情報の流れのスピードを向上させ、事故伝を少なくするなど、物流改善への足がかりをつくろうと考えています。

 

<データベースにはなにが入るのか>

 このデータベースは

  A 国内で発行され、読者が購入可能なすべての書籍の書誌データ

  B 書店発売日の3週間以上前(校了時)の書籍の基礎的な書誌データ

  C 上記A、Bを発行または発売する出版社(者)のデータ

 が収録されています。

A がこのデータベースの根幹を成しています。このデータベースシステム稼働のスタート時点では1997年末までに刊行された読者が購入可能な書籍約53万点を収録しています。

B はデータベース上では、信頼のおける書誌作成機関の書誌情報を参考にして、既刊となったことを確認、またデータ内容を確認し、必要に応じ修正等をした後にA に取り込む仕組みとなっています。

 

<登録しないものは>

 以下の刊行物は登録しません。

 ・雑誌(常時在庫している“ムック”類は,ISBNが付与されている場合は収録します)

 ・官公庁出版物(ただし民間が発売所になっている場合は収録します)

 ・検定教科書

 ・非売品

 ・掛図、カレンダー、手帳、日記帳、アルバムなど

 ・一枚物の地図、楽譜、絵、写真など

 ・録音テープ、レコード、CDなど

 

<どんな情報をお寄せいただくのか>

1 刊行予定情報p.4参照)

書店発売日の3週間以上前(校了時)の書籍の基礎的な書誌情報

なぜ3週間以上前なのかは、一般的には書店発売日の遅くも3週間前には校了となり、書名、著者名、判型、価格など書誌データが確定しているからです。もちろん、製作進行上の都合により3週間前に確定していない場合もあるかもしれません。誠に恐縮ですが、そのような場合は書誌データが確定した時点で、できるだけ速やかに情報をお寄せ願います。

 

2 既刊書籍の修正情報p.11参照)

 ・価格改定情報

 ・「絶版」・品切れ重版未定情報:いわゆる絶版と品切れ重版未定の情報

 

3 出版社(者)情報p.11参照

 すでにデータベースに登録されている書籍を発行している出版社(者)の名称、住所、電話番号などの変更情報、新規に取得した E-mailアドレス、ホームページアドレス(URL)などの情報と新規出版社(者)の名称、住所、電話番号、E-mailアドレスなどの情報

1と2はスタートと同時に随時お寄せいただくものです。3はすでに書協でデータを保有していますので、変更(住所変更、メールアドレスの取得など)の生じたときにご提供いただくものです。

 

 

<どんな方法でお寄せいただくのか>

 

 専用の原稿用紙によるか、電子媒体を用いた多様な方法のいずれかで登録できます。なお記載様式は、「原稿作成要領」(p.4以降をお読みください。

 

 1 専用原稿用紙

  刊行予定情報は、所定の原稿用紙(コピー可)にご記入いただき,郵送かファクスでお送り願います。なお原稿用紙が足りない場合は,複写して利用されてもかまいません。

  既刊書籍の修正情報、出版社(者)情報は、必要な項目(詳細はp.11参照)を一定の書式(書式は自由です)でお送りください。

 

 2 電子媒体(詳細はp.13参照)

  書協指定のフォーマットに基づいたCSV形式あるいはタブ区切りによるテキストデータを以下の媒体あるいは送信方法で郵送またはオンラインによりご提供願います。

  @ フロッピーディスク  A E-mail  B 出版VANを経由して(1998.8対応予定)

  C インターネットのFTPサイトを通して(1998.8対応予定)

  D 書協ホームページBooksを通して(検討中)

 

<いつまでにお寄せいただくのか>

・刊行予定情報は書店発売日の3週間以上前

・価格改定情報と「絶版」・品切れ情報は発生してから1週間以内

・出版社(者)情報は変更の生じたときから1週間以内

(なお上記の期限が過ぎてしまった場合でもできるだけ速やかに情報をお寄せください)

 

<どのような手順でいつからスタートするのか>

データベースへの電子媒体での入稿は登録制となります。あらかじめ別紙の登録申込書にご記入のうえ、ご提出ください。登録は4月1日より受け付けます。その後、個別に相談のうえ、6月からテスト段階に入り、データの送受信等を順次おこない、8月から本格稼働に入る予定です。

 

<事務局は>

 事務局は日本書籍出版協会データベースセンターに置きます。担当は坂詰、氏家があたります。連絡先は下記のとおりです。

  162-0828東京都新宿区袋町6

  Tel. 03-3268-1301(代) Fax: 03-3268-1196

  E-mail: db@jbpa.or.jp

 

原稿作成要領

 

斜体文字でアンダーラインの部分は電子原稿作成の場合に適用します。

 

<<刊行予定情報>>

提供いただく項目は下記のとおりです。必須項目、選択項目と二つに分かれています。

 

必須項目

ISBN、分類コード(Cコード)、書名、書名読み、副題、版

叢書・シリーズ名、叢書・シリーズ名読み

 著者名1、著作の種類を表す語1、著者名1読み

 著者名2、著作の種類を表す語2、著者名2読み

 著者名3、著作の種類を表す語3、著者名3読み

 出版年月、書店発売日、判型、ページ数、本体価格、特価、特価期限

 出版社(者)名、取引コード、発売社(者)名、セットコード

 

選択項目

 対象、分類、内容紹介文

 

◎記載の情報源──扉、表紙、背、奥付にあるものを

 原則として、扉、表紙、背、奥付に表示されているものを記載の情報源とします。これ以外の情報は記載しないでください。ただし、判型、帯と売上スリップにしか表示されていない特価情報などはこのかぎりではありません。

 

◎記載の単位──分売ものは各巻1冊ごとに

販売可能な最小単位をもって一つの単位とします。したがって、全集もので各巻を分売する場合は各巻ごとを一つの単位とし、一括(セット)販売のみの場合は全体を一つの単位とします。また、書名が同じでも、「普及版」「特装本」など、装丁、価格等が異なる場合は、それぞれ別の書籍として扱います。

 

◎文字──JISの範囲で、それ以外は出力紙に赤字で

 記載文字はJISコードの範囲内といたします。書籍総目録(冊子体)印刷上どうしてもJISコードにない字種が必要な場合は、出力紙に朱字で記入して別途ご送付願います。

  例えば、「万」「萬」はどちらも使用可能ですが、「  」は「辻」しか使えません

 外字はいっさい扱えません。データ上では該当部分に読みを全角のカタカナで【 】に入れ、出力紙に朱字で記入して別途郵送願います。

    例: 【ミ】書籍の表記は  

 

◎記載の方法1(必須項目)

 

ISBN

 日本図書コードのうち、ISBN(国際標準図書番号)のハイフン付き13桁を半角で記載します。

  例: 4-04-791269-7、 4-522-21252-6、 4-7615-2175-9、 4-88848-370-1、

     4-906559-08-5、 4-9900168-5-8

分類コード(Cコード)

 日本図書コードのうち、ISBN番号の後のCから始まる4桁の数字(分類コード)を半角で記載します。

  例: 0093、 8098、 3033、

書名

書籍の扉・奥付などに表示されている書名をそのまま記載します。

 例:アンティークの事典、 ディートリッヒ・フィッシャー=ディスカウ、

   おはよう、ブルースマン。 Road to France、 くたばれ!ハリウッド、

   だじゃれ de ドイチュ、 NOW and THEN、 みんなのつぶやき万能川柳 7本目

   <辞書>の発明、 キャラクター&イラスト事典、 雲の墓標・春の城他

洋書は冠詞を末尾に転置します。

 例:American’s America, An

 

 <巻次>

上、中、下巻や第1巻、第2巻などは、書名の後に1字分あけて記載します。漢数字、ローマ数字はアラビア数字に統一してください。

 例:地震と社会 上、 新・ゴーマニズム宣言 第4巻、 釣魚大全 2、 民間学事典 事項編、

   新編中山義秀自選歴史小説集 第6巻、 丸山眞男座談 第4冊(1960-1961)

 一括(セット)販売の場合の巻数表示は,以下のように記載します。

  例:満鉄経済調査会史料(全6巻)、太政官期地方巡業史料集成 第9巻〜第16巻(全8巻)、

    日本産蝶類大図鑑(全3巻)

 

 <各巻の書名>

巻次表示の後に1字分あけて記載します。

 例:なつかしのTV青春アルバム! Vol.2 闘魂編、 講座民事訴訟 2 訴訟の提起、

    書の宇宙 6 書の古法アルカイック、藤平春男著作集 第1巻 新古今風の形成

 

 <2行書きの書名など>

実際の書籍では2行書きや小さな文字になっている書名の部分(いわゆる角書き)は,原則として区別せずに,同じ大きさの文字で1行書きにします。ただし,その部分を書名として扱うことが不適当と思われる場合は副題欄に記載します。

 

<ルビ>

ルビはそれが付されている語の直後に丸がっこで付記します。

 例:炭坑(やま)の灯は消えても、 年齢(とし)に負けない身体(からだ)の作り方

    聖(セント)アリス帝国

 

書名読み

書名読みは,現代かなづかいにより、カタカナで字間を空けずに記載します。いわゆる約物、記号類は無視します。

 例:アンティークノジテン、 ディートリッヒフィッシャーディスカウ、

   オハヨウブルースマン、 クタバレハリウッド

 

書名がアルファベット表示の場合,本文が日本語の書籍は,発音どおりのヨミガナを付します。また本文が欧文の書籍は,ヨミガナはいっさい不要です。

 例:ロードトゥーフランス(書名:Road to France)、 ナウアンドゼン(書名:NOW and THEN)、

   ダジャレデドイチュ(書名:だじゃれ de ドイチュ)、  キャラクターアンドイラストジテン(書

   名:キャラクター&イラスト事典)

巻次の読みは一覧にした場合に配列すべき順序数をアラビア数字で記載します。ただし、複雑な巻次の場合は省略します。

 例:ジシントシャカイ1(地震と社会 上)、 チョウギョタイゼン2、 シンペンナカヤマギシュウジセンレキシショウセツシュウ6、 マルヤママサオザダン4、ショノウチュウ6(書の宇宙 6 書の古法アルカイック)、 シンゴーマニズムセンゲン4、 ダジョウカンキチホウジュンギョウシリョウシュウセイ9(太政官期地方巡業史料集成 第9巻〜第16巻(全8巻))

 

副題

 副題は,扉などに「――」や「< >」などがあってもそれらは記載せず,文字の部分だけを記載します。

 

新版,改訂などの版次(エディション),普及版,復刻版などの版種に関する表示を記載します。重版などの刷り(プリンティング)とは異なりますのでご注意ください。

 例:食事で病気を治す本 改訂新版、 神戸の伝説 新版、 わかりやすい入管法 第4版

   鍵のかかった部屋 新装版、日本産蝶類大図鑑(全3巻) 改訂増補 復刻版

   巨いなる企て 愛蔵版

 

シリーズ・叢書名

 @文庫,新書,全書,選書など完結(終期)を予定しない,いわゆる叢書の類

   例:主婦の友生活シリーズ、 徳間文庫、ブルーガイドパック、 海外詩文庫 8、

     東洋文庫 626

 A書名欄に「各巻の書名」を記載した場合の「シリーズの書名+巻次」

 を記載します。なお、叢書番号は必要に応じて記載します。

   例:岡田利兵衛著作集 1、 阿川弘之自選作品 1

 なお,「シリーズの書名」と「各巻の書名」のいずれを書名として書名欄に記載すべきかということがあります。この場合,

 @書名の欄に「各巻の書名」を,シリーズ名に「シリーズの書名+巻次」を記載する,

 A書名の欄に「シリーズの書名+巻次+各巻の書名」を記載する,

 という二つの方法が考えられます。どちらを書名欄に記載するかは、原則として出版社の自由です。ただし、すでに『日本書籍総目録』に収録されている継続刊行中のシリーズについては日本書籍出版協会で統一いたします。

 

なお書名中に含まれ、出版社内ではシリーズといっていても、扉などにシリーズ名の表示のない場合は、シリーズ名としません。

例えば、書名として「──が256倍わかる本」と扉などにはあるが、「256倍わかる本シリーズ」とはどこにも表示されていない場合はシリーズ名としません

 

シリーズ・叢書名の読み

 上記のAの場合のみ読みを記載します。シリーズ・叢書名の読みは「書名の読み」の要領に準じます。

 

著者名

 <全部で3名まで>

 著者・訳者・編者・監修者などは,全部で3名まで入力できます。4名以上の場合は,代表者またはおもな3名まで入力します。

著者名に冠されている個人の肩書などは原則として省略します。

 

 

 <姓名の区別>

日本人と漢字で表わされる東洋人などは,姓と名の区別がわかるように1字分空けて記載します。欧米人の場合は,書籍に表示されているとおりのまま記載します。

 例:北尾 トロ、 柴田 元幸、 邱 永漢、 樺 旦純、 いいだ もも、 王 国維、

   ジョージ 秋山、 G・アポリネール、 ヴァレリー・マーティン、 ジャン=リュック・エニック、

   Paul G.Hewitt、 ヒュー・パックストン、 ジョナサン・D・モレノ

   チャールズ M.シュルツ、 M.F.K.フィッシャー

 <団体名>

 団体名の前後にある法人格は省略します。

 例:PHP研究所、情況出版編集部、農林水産省経済局統計情報部、

    地球の歩き方編集室、 猫の手帖編集部、 Kokuyo Bijutsu

 

著作の種類を表す語

 著、編、訳、企画、文、画など著作に関わる種類を表す語を記載します。多数著者の場合は「他著」などと「他」を用います。

 例:著、 編、 監修 → 監、 企画、 責任編集、 訳、 他著、他訳

 

著者名の読み

日本人と漢字で表わされる東洋人などは,その読みをカタカナで,姓と名の区別がわかるように1字分空けて記載します。なお,漢字で表わされる東洋人は,日本語読み(音読み)の後に括弧に入れて現地音をカタカナで記載します。

 例:キタオ トロ、 シバタ モトユキ、 キュウ エイカン、 カンバ ワタル、 イイダ モモ、

   オウ コクイ、 ジョージ アキヤマ、

西洋人の場合は,姓に相当する部分と名に相当する部分の区別がわかるようにカンマ(, )で区切り記載します。姓に相当する部分はその読みをカタカナで,つづけてイニシャル、ピリオド(.)を記載します。

  例:アポリネール,G.、 マーティン,V.(ヴァレリー)、 エニック,J-R.(ジャン・リュック)、 ヒューイット,P.(ポール)G.、 パックストン,H.(ヒュー)、 モレノ,J.(ジョナサン)D.、

シュルツ,C.(チャールズ)M.、 フィッシャー,M.F.K.

 

出版年月

奥付に記載された発行年月を西暦で記載します。「1998年1月」は「199801」というように6桁を半角で記載します。

改訂版などは初版の発行年月ではなく、最新版の初刷の発行年月を記載します。

 復刻版の場合は原本の発行年月ではなく、復刻版の発行される年月を記載します。

 

書店発売日

出版社の想定する書店発売予定日を「1998年3月25日」は「19980325」というように8桁を半角で記載してください。

 例:19980325

 

判型

書籍の大きさを例示のように「A5」,「4-6」,「B6」などと記載します。なお,A6は使用せずに「文庫」とし,B40取は「新書」とします。変型判は,原則として書籍のタテの寸法が最も近いものによって「A5変」,「B5変」などとします。横とじの場合は「A5横」,「B5横」などとします。極端な変型判は「タテ × ヨコ」をセンチメートルの単位で端数を切り上げで記載します。

 例:A4、 A4変、 A5、 A5変、 A6変、 AB、 B4、 B5、 B6、 菊判、 菊倍判、 菊判変

   四六判 → 4-6, A6判 → 文庫, B40取 → 新書, 全書判 → A4変

   32.6×32.6cm → 33×33cm

 

ページ数

 総ページ数を記載します。単位「ページ」、「頁」は省略します。たとえば「口絵16ページ、本文256ページ」の場合、「272」となります。「印刷の台数×1台当たりのページ数」と考えてください。数字は半角を使用します。

一括販売のものは各巻のページ数を合計したものを記載します。

 例:256、

なおページ数で表せないものは以下の例示のようにします。

  例:120丁、 40枚

 

本体価格

 原稿出稿時点の消費税抜きの本体価格を記載します。単位「円」は不要です。「予○○円」という表示は行いません。一括(セット)販売の場合は,一括販売本体価格を記載します。数字は半角を使用します。

 

特価

 特別価格の本体価格を記載します。数字は半角を使用します。

 

特価期限

 特価期限を「19980331」のように8桁で記載します。数字は半角を使用します。

 

 

出版社(者)

「株式会社」,「社団法人」などの法人格を示す部分は省略します。私家版の場合は個人名を記載します。

 

取引コード

 日本出版取次協会制定の取引コード4桁を必ず記載します。取引コードのない出版社(者)にあっては空欄でかまいません。数字は半角を使用します。

 

発売社(者)

 出版社(者)と発売社が分かれている場合は,発売社名を記載します。

 

セットコード

「全3巻セット」などと一括(セット)でしか販売しない場合は、ここに「1」を記載します。数字は半角を使用します。

 

◎記載の方法2(選択項目

対象

 おもな読者対象について, 下記の1〜11段階の数字を半角で記載します。

1:専門 2:教養 3:一般 4:大学 5:高校 6:中学 7:小学生 8:小学上 9:小学中

10:小学初 11:幼児

 

分類

 下記の一覧からひとつだけ番号を半角で記載してください。

0:総記 1-1:哲学 心理学 思想 1-2:宗教 2-1:歴史 2-2:地理 3-1:政治 法律

3-2:経済 財政 統計 経営 3-3:ビジネス 3-4:社会 3-5:環境問題 

4-1:数学 物理 天文・地学 4-2:化学 生物学 4-3:医学 歯学 薬学 

5-1:情報科学 5-2:建築 土木工学 都市工学 5-3:電気 機械 5-4:その他の工学

6:産業 7-1:芸術 7-2:漫画 コミック 8:言語 語学 9-1:文学総記 9-2:日本文学

9-3:外国文学 10-1:家庭 家事 料理 10-2:旅 10-3:スポーツ 趣味 娯楽

10-4:資格試験 11:学習参考書 12:児童 13:ヤングアダルト 14-1:新書 14-2:文庫

 

内容紹介文

 掲載出版物がどういう出版物であるかを20字以内で説明してください。

 

 

 

 

<<既刊書籍の修正情報の記載方法>>

 修正情報には「価格改定情報」「『絶版』・品切れ重版未定情報」「その他の修正情報」があります。

価格改定情報として提供いただく項目は次の4項目です。

*なお出版VANを通して情報提供の場合は出版VANのフォーマットとします。

 

 @ISBN、A書名、B本体価格、C価格改定日

 

ISBN、本体価格価格、価格改定日は半角で記載します。

 

◎「絶版」・品切れ重版未定情報

 「絶版」・品切れ重版未定情報として提供いただく項目は次の3項目です。

*なお出版VANを通して情報提供の場合は出版VANの在庫情報のフォーマットとします。

 

  @ISBN、A書名、B「絶版」・品切れ重版未定コード

 

 「絶版」・品切れ重版未定コードとは出版VANで使用している在庫ステータスの出庫不可コード(33:品切・重版未定、34:絶版)です。それを半角で2桁記載します。

 

上記以外に修正の必要が生じた場合は、以下の項目でご提供いただきます。

 

 @ISBN、A書名、B修正項目

 

 

<<出版社(者)情報について>>

 『日本書籍総目録』に掲載の出版社(者)の情報はすでに書協にあります。内容に変更の生じた場合、メールアドレスなどを新たに追加する場合など、修正・追加情報をお寄せいただきます。新規に刊行予定情報を提供の出版社(者)にあっては下記の項目をお知らせ願います。

発行所名、発行所名ヨミ、発売社

郵便番号、住所、電話番号、ファクス、郵便振替

取引コード、ISBN出版社記号、担当部署、担当者氏名

E-mailアドレス、URL

■刊行予定情報に変更のあった場合について

 

<誤ってデータを送付した場合>

 電話、Fax、E-malのいずれかで、必ずご連絡ください。なお電子データでお送りいただいた場合はファイル名もお知らせください。必要に応じて、正しい情報を刊行予定情報と同じ書式(フォーマット)で日本書籍出版協会までご提出願います。

 

<書店発売日に変更の生じた場合・刊行中止となった場合>

 ISBNと書名と変更になった日付を、電話、Fax、E-malのいずれかで、必ずご連絡ください。書式は自由です。

 

<その他の変更>

書店発売日より前に変更のあったものは修正情報を刊行予定情報と同じ書式(フォーマット)で日本書籍出版協会までご提出願います。

 なお書店発売日の後に変更のあったものについては(既刊となった時点で)日本書籍出版協会が信頼のおける書誌作成機関のデータを参考にして修正いたします。

 

 

 

■既刊となったことを書協で確認できなかった刊行予定情報について

 

 刊行予定情報が既刊となったことを確認できなかった場合は、各社へデータを電子媒体、または印刷したものでお戻しします。データの変更あるいは刊行中止となったりした場合は至急ご連絡ください。

 

19981月以降の新刊書の情報などについて

 

このデータベースには『日本書籍総目録1998年版』のデータ(1997年12月までの既刊書)が収録されています。したがって、刊行予定情報をお寄せいただく時点以前の1998年1月以降に既刊となった書籍のデータ、「絶版」・品切れ重版未定、価格改定の情報を追加する必要があります。提供の仕方としては、既刊分をまとめていただいた後に、刊行予定情報の提供をスタートしていただく予定です。

原稿用紙で提供予定の出版社(者)へは、8月に詳細な案内をお出しします。

電子媒体で提供予定の出版社(者)へは、電子媒体登録申込を受け付けてから協議の上、テスト段階を経て、その提出期限など決めさせていただきます。

 

電子媒体での情報提供の方法

 

電子媒体での提供については以下の媒体、または送信方法でお願いします。なお電子データでの情報のやりとりを行う場合、いろいろな問題が発生する可能性があります。できるだけ混乱のないよう、「電子媒体登録申込書」を提出いただき、それにより提供方法などを取り決め、事前にテスト期間を設けます。出版社(者)と書協とでデータの送受信、ファイル名、提供データ、データフィールド(データ項目)などのいくつかの確認の後に開始することといたします。

 

<どのようなデータ形式でデータを提供いただくか>

書協指定のフォーマット(別表1参照)に基づいたフィールド(項目)にデータ入力したものを、それぞれのフィールドをタブで区切った形式(タブ区切り)でテキストファイルにしたもの、あるいはそれぞれのフィールドをクォーテーションで括りコンマで区切った形式(CSV形式)でテキストファイルにしたものを提供願います。文字コードはシフトJISコード(パソコンのワープロソフトなどで広く用いられているものです)によります。ファイルフォーマットには刊行予定情報、価格改定情報、「絶版」・品切れ情報の三つがあります(価格改定、「絶版」・品切重版未定情報は出版VANのフォーマットに準拠しています)。

 

@ フロッピーディスク(3.5インチ DOSフォーマット)

 1998年以降の新刊の書誌データをまとめて提供いただく場合、この方法でお願いします。

 なおフロッピーを送付の際は出力紙を添付してください。

A E-mail

もっとも推奨する方法です。電子メールに添付ファイルとして送付いただくものです。着信確認に返信メールを日本書籍出版協会から送付します。なお外字などのチェックのため必要に応じて出力紙を別途、送付してください。

 なお、E-mailを使うためには以下の環境が必要になります。ソフトウエアとしてブラウザ(Netscape Navigator、Internet Explorerなど)またはメールソフトが必要です。また周辺機器としてはモデム(ISDNを使用予定の場合はターミナルアダプタ)を用意し、あとはプロバイダと契約してメールアドレス(メールアカウント)を取得する必要があります。

書協のメールアドレスは当面は下記のとおりです。

 db@jbpa.or.jp

 

B 出版VANを経由して

出版VANに参加されている出版社からはVANを経由してご提供いただけます。フォーマット上では、現在のデータ・フォーマット集(第2版)のうち、「在庫情報」、「価格改訂情報」はそのまま使えますが、「刊行予定情報」ついては一部項目のないものがありますので、新たな項目を追加したフォーマットを設けます。データ取り込みのしくみ、フォーマットを確定し、1998年8月を目処に出版VANを通してお受けできるように予定しています。

 

C インターネットのFTPサイトを通して

出版社ごとにディレクトリを作りID、パスワードを発行し、出版社と日本書籍出版協会双方で運用について協議する必要がありますので、年間発行点数がある一定数以上の出版社に限定させていただきます。1998年8月を目処にFTPを通してお受けできるように予定しています。

 

なお上記以外で書協ホームページBooksを通して提供いただく可能性も今後の検討課題として取り組みます。

 

 書誌情報を電子化していない出版社(者)へ表計算ソフトExcel97 for Windows95による入力画面付きのテンプレートをマニュアル付きで用意します。

これは入力用の画面を使い、それぞれの項目を埋めていくだけで書誌データが作成でき、書協へ提供いただくデータをタブ区切りのテキストデータとしてファイルに保存でき、同時に出版社(者)ご自身がデータベース構築をするときなどに活用できるような形式で別のシートに自動的に累積していくというしくみとなっています。しかも、出版社(者)名,ISBNの出版社記号、取引コードなど最初に規定すれば何度も入力する必要がなく、使いやすいものとなっております。(別紙入力画面等参照)

 このテンプレートを入手希望の出版社(者)には無償で頒布しますので、日本書籍出版協会データベースセンターにFax、E-mailでお申し込みください。

 

1998年3月25日 第1刷

1998年4月10日 第2刷

社団法人 日本書籍出版協会

162 東京都新宿区袋町6

電話 03-3268-1301(代) FAX03-3268-1196

データベースセンター e-mail db@jbpa.or.jp

http://www.books.or.jp http://www.jbpa.or.jp

Kazuo Shimokawa [EAST Co., Ltd.]