2017年06月01日
IVS異体字入力支援ツール「IVSパレット」をバージョンアップ発売
イースト株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:熊野哲也)は、人名でよく使用される異体字を含む、IVS文字の入力を支援するWindows用ソフトウェア「IVSパレット」をバージョンアップし、「IVSパレット Ver2.0」として、2017年6月1日より発売致します。
http://www.est.co.jp/font/ivspalette
「IVSパレット」は、IVS(Ideographic Variation Sequence)と呼ばれる入力の難しい漢字・異体字を、簡単に検索・入力するための支援ツールとしてご好評いただいている製品です。今回、Ver2.0として暫定私用コードに対応し、IVSコード非対応のシステムでも、異体字の利用に役立てることができます。
■IVSパレットとは
IVSは、パソコン上で使用の難しかった「異体字」を表示させるための仕組みです。IVSの文字を使うためには、OSやアプリケーション、フォントの対応が必要ですが、環境が整っていても、入力が難しく活用が難しい面がありました。「IVSパレット」を使えば、親文字や読み、部首を条件として検索し異体字を簡単に入力することができます。
検索結果からコピーを行うだけで、お使いのアプリケーションにすぐに入力することができます。
検索条件:親文字、読み、部首、各種文字コード(面句点、戸籍統一文字番号、住基統一文字番号、MJ文字図形名、入管外字コード、登記統一文字番号)
■バージョンアップ概要
今回バージョンアップによりVer2.0となり、文字情報技術促進協議会で定められた、暫定私用コード(CITPC私用文字マッピング)に対応しました。IVS異体字は、IVSコードと暫定私用コードのどちらか選択して入力することができます。これにより、異体字を使用したいシステムがIVS非対応の場合でも、IVSの利用促進に役立てることができるようになりました。
※ 暫定私用コードでのご利用は、文字情報技術促進協議会より提供される「IPAmjPUPフォント」が必要です。
※本製品の文字データベース情報は、MJ文字情報一覧表(Ver.005.01)、暫定コードマッピングテーブル Ver.1.0に準拠しています。MJ文字情報一覧表は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の著作物です。
■動作環境
IVSパレットは、下記の環境で動作します。
対応OS:Windows7、Windows8/8.1、Windows10
対応文字コレクション:
Moji_Joho コレクション(対応フォント:IPAmj明朝フォントVer.004.01)
Adobe-Japan1-6コレクション
■価格
IVSパレット Ver2.0 マスターパッケージ 10,000円
IVSパレット Ver2.0 20ユーザーライセンス 190,000円
IVSパレット Ver2.0 50ユーザーライセンス 450,000円
IVSパレット Ver2.0 100ユーザーライセンス 850,000円
※全て税抜価格
※マスターパッケージは1ライセンス分です。
以上