お客様の課題
Presto2003は設計より10年が経過し、設計上最新OS上での稼働ができません。稼働可能な最終OSであるWindows Server2003 R2は、2010年7月13日にメインストリームサポートが終了しており、延長サポートも2015年7月14日に終了を迎える予定となっております。また、2013年9月時点、お客様データセンター内に設置されたPresto2003が稼働するサーバーのハードディスクの空き容量も逼迫しており、2013年内の空き容量枯渇が予想されます。そのため、Prestoの稼働継続にはハードウェアの拡張またはリプレースが必要とされますがPrestoのソフトウェア保守とハードウェア保守の主体が異なるため、事象の切り分けに時間がかかる等の問題がありました。
ご提案内容
ハードウェア保守ソフトウェア保守の主体を一致させることができ、クラウド技術に基づく、ディザスタリカバリを含む高可用性を実現できる、AWSを利用したソリューションをご提案いたしました。
導入効果
マルチAZ構成により可用性と耐障害性が向上しました。ハードウェア、ソフトウェア保守が一体となったため、障害発生時の切り分けに時間がかからなくなりました。
利用技術
Amazon EC2 ・AWS CloudFormation ・Amazon CloudWatch ・AWS Lambda ・AWS Auto Scaling
・Amazon SQS ・Amazon S3 ・Elastic Load Balancing
開発期間
約7ヶ月