プレスリリース
2020/01/21
イースト、PDFソリューション「FLIP2PDF」新規取り扱い開始
イースト株式会社(東京都渋谷区代々木、代表取締役社長:熊野哲也)は、Datalogics Inc.(米国イリノイ州シカゴ、Adobeテクノロジー開発製品の主要な提供元)の開発した「FLIP2PDF」を、2020年1月より日本で提供開始することを発表しました。
FLIP2PDFは、WordやExcel等のOffice文書からPDFへ変換を行うための、ユーザー制御可能なサーバー用ツールです。FLIP2PDFは、シンプルに手動でドキュメントを変換することや、大量のドキュメント変換のための自動化されたワークフロープロセスに機能を統合するために利用することができます。
FLIP2PDFは、Microsoft Officeのインストールを必要とせず、Officeファイルから、PDF / A1-a 準拠のPDFが作成できます。
また、FLIP2PDFは、Adobe PDF Converterエンジンが組み込まれており、PostScriptファイルや画像ファイルからは、互換性が高く最適化されたエンタープライズレベル のPDFファイルに容易に変換できます。
FLIP2PDFの仕様
FLIP2PDFは、手軽にサーバー上から呼び出せるスクリプト可能なツールとして、または SaaS および OEMアプリケーションに最適なSDKとして、利用できます。
対応プラットフォーム
- Windows 64ビットおよびLinux 64ビットのシステム
変換可能なファイル形式
- Microsoft Officeファイル形式:Wordドキュメント(doc、docx)、Excelスプレッドシート(xls、xlsx)、PowerPointプレゼンテーション(ppt、pptx)
- PostScript(PS)およびEncapsulated PostScript(EPS)
- ラスター画像形式:JPEG、PNG、TIFF、BMP
活用例
●ホットフォルダーを活用した自動PDF変換サーバー
Windowsに搭載されたPowerShellというスクリプトエンジンを利用してPDF変換用のホットフォルダーを作ることができます。ホットフォルダーとは、そこに入れられたものをすべてスキャンしてPDF変換のアクションを実行するフォルダーです。これを用意するだけで文書の自動アーカイブ化のフローの一部とすることができます。
●ニーズに合わせた信頼性の高いPDFの作成
FLIP2PDFを使用すると、印刷、アーカイブ、長期保存のために信頼できるPDFを簡単に生成できます。PostScriptファイルを直接PDF/X に変換して、最新の印刷およびプリプレスワークフローの要件が満たせます。
またOfficeファイルを、PDF/A準拠のアクセス可能なタグ付きPDFファイルに変換でき、アーカイブ用および確実な再利用のために最適な品質のPDFファイルを生成できます。