<名称>
次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会(縦書きWeb普及委員会)
<概要>
「縦書きWeb」は日本固有の表現や文化を伝承し、世界への発信と日本語表記をICT環境でも継承するために、総務省が支援している「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会」で、縦書きレイアウトの国際標準化活動を推進し、コンテストなどを通じて縦書きWebコンテンツの普及促進に取り組んでいます。
<グッドデザイン賞審査委員による評価コメント>
Webデザインに縦書きがあったら、新たな表現文化が生まれるのではないか。そんな可能性を感じるプロジェクトである。この取り組みの素晴らしい所は、こうした縦書きを場当たり的な対応方法として普及させるのではなく、国際標準化を後押しするというアプローチを取っている点である。今後縦書きが可能になることで、新たなユーザビリティの課題なども予見される。しかし横書きと縦書きを自由に選択できることは、これからのWebデザインに多様で自由な表現をもたらすきっかけとなるはずだ。